事故車が整備されて売られるまでの流れ

事故車が整備されて売られるまでの流れ 重度の事故車は解体所で分解されて鉄クズとなって再利用されたり廃棄処分になるのが一般的です。
ダメージが軽い場合は修理を行って再び販売されます。
ボディが多少へこんでいる程度であれば鈑金によって修理することができます。
内部のエンジンなどに問題がなく、ボディの軽い修理で直るのであれば中古車として販売することが可能です。
重度の事故車でも使える部品のみを取り外して再利用するケースが見られます。
自動車はボディが無事であれば他の部品を揃えれば再利用することができます。
ボディに重大なダメージがある場合は、整備して再び販売するのは困難です。
高度な技術力を持つ鈑金職人であれば重度のダメージを受けたボディでも直すことができます。
しかし重度のダメージを受けたボディの修復を職人に依頼した場合、一般的に高額な費用が必要となるため採算が合いません。
ボディに問題がある場合は使える部品のみを取って他の車に流用するのが効率的な方法です。
事故車でもダメージが軽ければ修理と整備を行い中古車として販売されます。

事故車を放置しておくとサビてしまう可能性がある

事故車を放置しておくとサビてしまう可能性がある 事故を起こした場合、その状態によっては事故車の扱いということになります。
ただ、事故車といっても絶対に処分しなければならないわけではなく、修理して乗る事は可能です。
また、必要な箇所だけ直して、あとはそのままということでも無理なわけではありません。
しかし車に傷がついた場合、その状態によっては放置しておくとサビが発生してしまう可能性もあります。
これ自体は鉄が酸化することで発生しますが、もともと車体は加工がなされているので発生してしまう事はありません。
塗装がはげてきてしまったり、ぶつけて水がたまってしまったりするとそこからどんどん発生してしまいます。
塗装自体はそれほど分厚いわけではなく0.1mm程度です。
つまり、それよりも深い傷ができると、徐々にサビる可能性が出てきます。
さらに見た目が悪くなり、そこに傷があるとわかるようになるだけでなく、実際には塗装の内側にどんどん広がる可能性があります。
傷の周囲にも広がり、場合補修だけ対応できず、時には内部構造にも影響を及ぼしかねません。